受講生の声(嬉)

 中央公民館で開いた「少女たちの長崎地図」講座終了にあたり、たくさんのアンケートを書いていただいたので、一部抜粋してご紹介しておきます。

「明治や大正、昭和の近現代の長崎のことを知ることができ、とても興味深かった。おなじできごとをさまざまな人の目線で感じられてよかった」

「これまでの歴史講座と違った視点で勉強でき良かった」

「毎回新鮮な視点で長崎地図を見ることができた。ラストは感動だった」

「戦前の町の人の暮らし方が具体的によくわかった」

「写真をたくさん使用され、わかりやすい言葉でよかった」

「私の年齢だと『そうだ!あった!』と共感することも多かった」

「さるくガイドと違った目線で、長崎の歴史や風俗、町並みや生活のありかた、市井の人々の暮らしのの風景を興味深く学ぶことができた」

「ふーんなるほど!と納得させられることや、笑い、いまも昔もおなじだなと発見させられることがあった」

「知らない話があり、大変有意義な時間になった」

「私は長崎で生まれ育って、両親ともに被爆者で、深く共感できる話が多かった」

「時折出てくる長崎弁朗読が大好き」

「紹介された書籍・写真集は持っているが、掘り下げて説明されてよかった」

「原爆の話、感動した」

「長崎で暮らしていく上で大事な歴史や人々の想いを庶民目線で切り取っているところが大好き」

「大変楽しく、目からウロコの話もたくさんあった。機会があれば続きを」


 ……などなど、うれし涙があふれてしまうご意見のオンパレード。ご要望としては「館外研修なども取り入れてみたらおもしろいかも」「質疑応答の時間があったら」「かくれた文化人を探してほしい!」がありました。ほかにも、自分では書くのが面映いようなありがたいご感想をたくさんいただきました。

 「年表に祖母の生没年を書き込んだことで歴史が身近になった」と書いてくださった方がいたのは、とりわけうれしかったです。初回では、講座に関係する人やできごとをまとめた年表を付けて「ぜひ、みなさんご自身や、親兄弟、おじいさんおばあさんなど、身近な人たちの生没年などを書いてみてください」と、時間を取りました。私がこの講座につながる試みを始めたのは、佐多稲子さんの「私の長崎地図」を読みながら、佐多さんと曾祖母が6つ違いだと気付いたからです。自分と切り離された教科書の中のできごとではなく、身近な人の中に流れていた、つまり、自分とつながっている時間をたどるための「歴史」を紡ぐことはできないものかと考えたのでした。それがこうして、お話を聞いてくださった方々に、たしかに伝わったのだとわかって、ほんとうに嬉しかったし、これからもこの試みを深めて、広げていきたいと思っています。


テレビショッピングみたいな円グラフもありがとうございます!!!