『聖地巡礼リターンズ』〜長崎、隠れキリシタンの里へ!

思想家で武道家の内田樹氏と、僧侶で宗教学者の釈徹宗氏による大好評シリーズ『聖地巡礼』が、なんと長崎へ!その現地ナビゲーターをつとめました。

大浦天主堂をはじめとする長崎、外海そして京都・大阪のキリシタン関連の地で、両氏ならではの視点に基づいた、奥深い対話と思索が繰り広げられています。これまでの歴史的な見方から一歩踏み込んだ、あるいは地元の目線だけではとらえきれない意味や価値が次々と見出され、あたらしい長崎の物語といえるものまでが浮かび上がる一冊。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録へ向けた機運が高まり、隠れキリシタンを描いた映画『沈黙』の公開も目前となったいまこそ、長崎の、日本の、世界の人に読んでいただきたい本です。